さくらで~す。
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ゆきで~す。
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東日本大震災で被災された皆様にお見舞い申し上げます。
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暖かい日があり、寒い日もあり、
寒くつらい日々ばかりでなく、交互に寒暖が繰り返され、
だんだんと春が近づいてきています。
その春といえば、ツクシ。
漢字で「土筆」、もしくは「筆頭菜」と書くトクサ科の植物。
「ツクシ誰の子、スギナ(杉菜)の子」と言われるように、
ツクシはスギナの花のようなもの。
実際は胞子嚢(ほうしのう)という、胞子(緑色の粉)をばらまくよ。
種でなく胞子で増えるから、原始的な植物みたい。
下の写真の緑の杉のような植物がスギナ(ツクシの親)、丸い頭のある茶色いのがツクシ。

このツクシを早速、料理したよ。
下の写真は、採ってきたツクシ。
盛り盛りです。

採ったツクシは、そのままでは食べられないよ。
まず「袴(はかま)」と言われる、下の写真の左の丸印の部分を爪でちぎるよ。
下の写真の真ん中の丸印のように、軸を回すようにくるりとむくね。
「はかま」をむき終わると、下の右側の写真のようになるよ。
「はかま」は硬いから、ひたすらちぎって捨てるね。
(「はかま」は実際はスギナの葉っぱの部分が変化したものだって。)

ツクシ料理で一番面倒なのが「はかま」とりだよ。
根気で「はかま」を取り終えたら、きれいに洗って、しばらく水に漬けるね。
ツクシ料理は、お母さんが作ってるのを見たことがあるけど、
教えてもらった事がないので適当で~す。
お鍋に水、昆布、カツオ削りぶしを入れて煮ます。
料亭では「だし」がとれたら、昆布もカツオも取り出す(見栄えや味がにごるから)けど、
わたしは取り出しません。昆布もカツオも食べられるから。
そしてツクシを投入。
(ツクシを茹でる時に、重曹もしくは米のとぎ汁を入れてアク抜きをするらしいけど、
わたしは自己流だからしないよ。野性味、生かします。)
火が通ると、大量のツクシも、しぼんで少量になるよ。
しょうゆ、みりん、砂糖で味付け。自分の好みの辛さや甘さに調節してね。
水煮のタケノコと干しえび、冷凍イカがあったから、ついでに入れたよ。
鶏肉や卵(ときたまごにして)を入れると、更においしくなるよ。
そして完成品が下の写真。

誰にも教えてもらわなかったけど、適当に作っておいしく出来たよ。
見栄えは悪いかもしれないけど、つくしの頭の部分がほろ苦くておいしいです。
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